TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
79/184

Information75生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜車に乗る(交通事故・盗難)■ 当事者の情報交換と事故状況の把握 ……………………………………交通事故を起こしてしまったら、車両が移動させられない大事故の場合は、まず警察へ通報しましょう。運転者および同乗者にけが人がいる場合は救急車も呼ぶ必要があります。接触等軽度の事故で車両が動かせる場合、周りの交通の妨げにならないように速やかに車両を移動させます。事故の報告のため、被害者と加害者はお互いに車両登録書情報と免許情報を交換しなければなりません。車両登録書情報は事故に関わった全ての自動車の製造年代、自動車メーカーとモデルの名前、ライセンスプレートナンバー、そしてオーナーの名前と住所などが必要となります。免許情報は運転手の名前、住所、ライセンスナンバーなどが必要です。事故直後は動転して冷静な判断ができなかったり、証言があやふやになったりと当事者間でトラブルになる可能性もあります。事故の起こった経緯、どちらに事故の責任があるのかといった点が問題になりそうな時には、事故を目撃した人がいれば、その人に証人になってもらうよう依頼します。証人の名前、住所、電話番号を手に入れておくと、その後の問題解決に大変役立ちます。事故現場ではできるだけ冷静に対処し、詳細な情報を把握しておくことが大切です。事故発生時の様子をメモしておけば、弁護士やICBCへの報告の際に役立ちます。慌てずに必要事項を確認しましょう。 ■ 警察へのレポート …………………………………………………………Motor Vehicle Actでは、もし物損、人身事故の損害が$1,000以上(オートバイであれば$600以上)で事故現場が都市部であれば、24時間以内に警察に事故を報告することを義務づけています(地方であれば48時間以内)。事故損害が大きくなる疑いがある際には、できるだけ早く事故を警察に通報しておきましょう。可能であればICBCへレポートする前にファイルナンバーを入手しておくと良いでしょう。…………………………………………………………………………………… ■ 保険会社(ICBC)へのレポートICBCのコールセンターは24時間いつでもレポートを受け付けています。事故当事者(加害者被害者共に)なるべく早く事故報告を行いましょう。 ■ ICBCのコールセンター Lower Mainland …………………………………604-520-8222 それ以外のBC州内、BC州以外のカナダ各地およびアメリカ …1-800-910-4222 (電話での無料クレーム通訳サービス有り。170語対応)事故のレポートの際は下記情報を用意し、事故の詳細を伝えます。*1)● 事故に関わった全ての車両のライセンスナンバー● ICBCに加入していない車両がある場合はそのライセンス情報● 全ての車両のドライバーおよびけが人、証人の名前と住所● 事故発生場所および発生時間● 警察に通報した場合はファイルナンバー事故当事者はICBCからクレームナンバーを発行してもらい、以降の指示を仰ぎます。ICBCが必要と判断した場合は、監査人や査定人とのミーティング、事故車の修理見積りの予約を取ります。ICBCは事故当事者、証人、警察等からの全ての情報を元に事故調査を行い、Motor Vehicle Actで定められた規定によって賠償請求の査定と決定を行います。<物損事故の場合> ……………………………………………………………事故車の修理の見積りが終わり、事故車両が修理可能と判断されたら車を修理に出します。車両の修理の際は被保険者は控除免責金額を支払います。被害者の場合は支払の減額および免除になる可能性もあります。修理が不可能な場合(廃車と判断された場合)は手続き書類にサインをし、保険金が支払われます。事故の責任が自分にあり、被害総額が高額でない場合は、修理代を保険で支払うか、自己負担をするか選択することができます。保険で負担する場合は次回以降の保険負担金が上がりますので、自己負担をする場合との支払い差額を検討し、どちらを選択するか決定しましょう。<人身事故の場合> ……………………………………………………………人身事故の場合、被害の大きさ、損害賠償請求の内容により変わりますが、審査も物損事故に比べて時間がかかります。保険会社と被害者の間での訴訟に発展した場合は、完全に問題を解決するまで数年かかることもあります。*1) 事故によってはオンラインでのレポートも受け付けています。www.icbc.com/claims/how_claim/online_reportもし事故でケガをしてしまった場合には、すぐに医師の診察を受け、ケガをした箇所と位置、ケガの程度を報告しておきましょう。保険会社への損害賠償の請求を行う際にも医師の診断書は必要です。交通事故のケガは、たとえ外見からは大したことがない状態に見えたと交通事故・盗難日頃安全運転を心がけていても、思わぬ交通事故を招くこともあります。自動車事故を起こしてしまった、盗難事件に巻き込まれてしまった、もしくは目撃した場合は慌てず冷静に対処することが先決です。早期解決の為にも役立つポイントを紹介します。■ 交通事故にあったら ■表 裏   事故状況 の詳細 自分の 車の情報 事故現場の 位置関係 記入用地図 発生日時 場所/天候 相手の 車の情報 証人の情報 ● ICBCクレーム用紙ICBCのウェブサイトには事故現場での詳細をメモするのに役立つクレーム用紙が用意されています。用紙はウンロードが可能です。www.icbc.com/claims/How-claim/claims_card.pdfを参照。クレーム用紙はAutoplan等でも入手できますので、保険の更新時に入手しておくとよいでしょう。■ 事故を報告する ■■ 医師の診断 ■

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です