TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information68生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜働く(労働災害補償)BC州でフルタイム、パートタイム、契約社員、臨時労働者、会社のオーナーなど働く殆どの人に適用されます。またWorkSafeBCの登録に通らなかった企業の被雇用者にも適用されます。自営業者の場合は、労災保険は適用されませんが、Personal Optional Protectionという保険もあるので加入できるか調べてみるとよいでしょう。……………………………………………………………………………………■ 権利職場でけがや病気をした場合、労働者はそれを報告する権利があります。職場から救急車などで病院へ運ばれた場合は、雇用主がそれらにかかった費用を支払わなければなりません。雇用主は職場で起こった労働災害(けがや病気)をWorkSafeBC(BC州労災補償委員会)に報告するよう法律で定められています。雇用主がWorkSafeBCに報告しないよう被雇用者に求めたりする事は違法になりますので注意しましょう。……………………………………………………………………………………■ 申請の対象と条件WorkSafeBCからの補償は、けがや病気が職場や労働の過程で起こったものでなければなりません。……………………………………………………………………………………■ 請求申請の手順労働者が職場で治療が必要なけがをした場合は、けがの程度に関わらず雇用主に報告し、雇用主はWorkSafeBCに報告します。けがによって仕事を休まなければならない場合は、WorkSafeBCへすぐに電話を入れ、直接けがの報告を行う、もしくは所定用紙(後述参照)を記入、提出します。また業務上による疾病の場合も同様です。たとえ退職後、転職後でも業務による病気だと分かった場合は、症状に気づいた時点でWorkSafeBCに報告しましょう。補償の申告の際には実際の対象となる労働者とその雇用者、診察した医療技術提供者のそれぞれが書類を提出します。● 労働者:1:雇用主に直ちに報告します。2:直ちに医者の診察を受け、その際にはけがや病気が勤務中に起きた事を話しましょう。*1)3:WorkSafeBCへできるだけ早く報告します。けがによって仕事を休まなければならない場合は、電話請求センターへ電話するか、労災報告書(Worker's incident and injury report)や災害補償申請書(Application for Compensation)をオンライン、郵送またはFaxで提出します。*1) 診察の際、雇用主は労働者の勤務場所から病院あるいはドクターまでの交通費を賄う責任があります。● 雇用主: 労災報告書(Worker's incident and injury report)を提出します。オンラインの方が便利ですが、郵送、Faxでの申請も可能。● 医療技術提供者: 診察した医師/医者は、労働者からケガや病気の報告があった日から3日以内にPhysician's Reportを提出しなければなりません。……………………………………………………………………………………■ 請求申請から受理まで申請書が提出されたら、WorkSafeBCは労働者、雇用主、医者からの報告を基に請求処理を進めていきます。WorkSafeBCが情報不足だと判断した場合には、労働者に連絡する事があります。情報が十分でWorkSafeBCが請求を受理した場合は最初の補償支払い小切手が郵送されます。通常この処理は請求申請が提出されてから22日以内に行われます。請求が受理されなかった場合は、WorkSafeBCから労働者への連絡及び理由を説明するレターが送られます。……………………………………………………………………………………■ 補償額とその期間職業やけがの本質によって補償のタイプや期間は異なります。● 補償給付: 給付額は労働者の平均純所得の90%に基づくため、WorkSafeBCは該当労働者の平均所得及び平均純所得を調査します。短期間(最大10週間までの給付)と長期間給付の特別ルールがあります。● ヘルスケア給付: 請求が受理されなかった場合は、労働者自身が医療サービスや医療品にかかる費用を支払います。受理された場合は、WorkSafeBCがケガや病気の回復に必要なそれらの費用を支払うかもしれません。中にはWorkSafeBCの承認が予め必要なものもあります。承認された場合は、労働者は治療費を支払う必要はありません。治療の際に請求番号(Claim No.)を医師に伝えましょう。● 永久傷害補償: 業務上に被った傷害や疾病が永久的に続く事が証明される場合は、永久傷害補償の対象になります。補償額は労災によって失われた身体機能に基づいて設定されます。WorkSafeBCは傷害や疾病の影響を克服する手助けとして社会復帰のためのリハビリテーションを受ける機会を与えることもあります。● 死亡した場合の補償: 労災による死亡の場合は、WorkSafeBCから扶養家族に直接補償額が支払われ、葬儀費用も支払われます。WorkSafeBCから惨事の影響を受けた故人の家族や職場の同僚のサポートとして精神的ケアが提供されます。■ 労災補償請求に関する注意 ………………………………………*労災補償金を受けている間に、有給で働く場合はWorkSafeBCにその旨を報告することが法律で決められています。WorkSafeBCはその臨時労働がけがや病気の回復に影響がないかどうかを判断します。WorkSafeBCは労働者が安全になるべく早く職場に復帰できるよう働きかけているため、報告を怠ると不正行為となりますので注意しましょう。*WorkSafeBCは保険会社のようですが、このシステムは全て雇用主から資金を得て成り立っています。州税や連邦税は使用されていません。雇用主がWorkSafeBCへの保険を支払うために保険費用を被保険者から控除することは違法です。その代わり、被保険者は雇用主や他の労働者を訴えることはできません。■ 労働諮問 ……………………………………………………………諮問機関はWorkSafeBCの補償や労働者災害補償法(Workers Compensation Act)の解釈やポリシーに基づいたアドバイスをしてくれますので、必要であればBC州の労災諮問機関に連絡して自分のケースについてアドバイスを求めることもできます。www.labour.gov.bc.ca/wab/■ クレーム受付番号 .................................................................................. ローカル番号 604-231-8888  トールフリー 1 888 WORKERS (1 888 967-5377)  携帯電話 Telus、Rogers、Bellの携帯からは#5377■ 受付時間 ........................................................................................... 月曜日〜金曜日 8 a.m.-6 p.m.ここに掲載されている情報は抜粋されたものです。労働災害補償についての詳細はWorksafeBCのHPをご覧ください。http://worksafebc.com/workers/労働災害補償

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