TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information59生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜教育(カナダの一般教育制度/専門教育)■ 高等学校卒資格 ……………………………………………………………カナダの高校は単位制です。コース規定の単位を取得して進級が決まります。BC州では、卒業するには80単位の取得が必要となります。必修科目48単位、選択科目28単位、graduation transitions*1) 4単位の計80単位中、16単位はグレード12の語学を含む高校グレード12レベルのものの合格が条件となります。中等教育最後の2年間は選択科目を選んで履修するようになり、一般教養教育と職業教育に進路を分けていきます。グレード11・12(高校2・3年生相当)の成績は進路に大きく影響し、通常の定期テストの結果と成績の総合評価で進路が決定します。大学進学を希望する場合は各大学の専攻分野で、指定する科目の単位を取得していなければ進学できません。カナダの高校では、進路決定の教育指導員としてスクールカウンセラーがオフィスを構えているので、疑問がある時は積極的に相談をしましょう。日本のように大学入試試験はありませんが、プロビンシャルイグザム(B.C.州政府が実施するの卒業認定試験)に合格し、履修授業単位を満たした上で晴れて“高校卒業”と認められます。*1) 中等教育卒業後に生徒たちが円滑に各々の道を勧めるようにするためのプログラム。進学、就職や人生の目標を立てる。コミュニティー・サービスや体育活動、キャリアプラニング 等■ 大学入試/プロビンシャル・イグザミネーション ……………………… カナダで大学入試試験というものはなく、高校学校の最終成績で合否が決まります。プロビンシャルイグザムはグレード10(高校2年生)から受けることができ、最低5教科試験を受けなければなりません。最終成績は高等学校の成績評価を全体の60%とし、プロビンシャルイグザムの結果40%を合わせたもので決まります。大学への進学は各大学の難易度や合否判定の条件によって異なるため、各自で確認が必要です。■ 大学編入プログラム ………………………………………………………4年制大学への直接進学が難しい場合は、短期大学の大学編入プログラムがお勧めです。カナダでは大学編入プログラムを提供しているコミュニティーカレッジが数多くあり、この課程では大学1、2年の科目を取得することができ、大学の3年次に編入することができます。大学よりも入学基準が低く、一般的に4年生大学よりも授業が簡単なため、高校を卒業してカレッジでよい成績を取ってから大学の3年次に編入する学生も多くみられます。カナダの高等教育(ポストセカンダリー・スクール)は、総合大学、ユニバーシティー・カレッジ、コミュニティー・カレッジ、技術専門学校の4つに大別されます。■ 総合大学日本の4年制大学にあたります。学士号、修士号、博士号の取得が可能です。……………………………………………………………………………………■ コミュニティカレッジ日本の短大と専門学校を統合した2年制の教育機関です。コミュニティカレッジは殆どが州立で、技術系から芸術系まで広い分野にわたりレベルも色々で、実習や就職に関係するプログラムを提供しています。カレッジの入学基準は普通大学よりも低く、学校の規模も小規模~中規模で1クラスの生徒数も少ないのが特徴です。大学よりも就職に結びつきやすいカリキュラムが特徴で、常に最新のビジネスや産業をもとに編成され、多くのカレッジがキャンパスで勉強しながら実社会での実践的なプログラムを提供しています。各プログラム規定の単位を修得すると、修了証書のサーティフィケート(Certificate)、あるいはディプロマ(Diploma)が取得できます。BC州では、2年間で必要単位を修得すると、Associate Degree(準学士号)が取得できる所もあります。コミュニティ・カレッジのコースには、大きく分けて、ユニバーシティ・トランスファー(University Transfer, UT)と言われる大学編入プログラムと、職業訓練を重視したプログラムに分かれます。UTは主に単位修得が目的で、カナダの大学の教養課程(1、2年生)をカレッジで履修することができます。専攻を何にしたらよいか分からない場合は、一般教養科目や選択科目などを履修しながら、大学で何を専門的に勉強して行きたいかを見極めるためにも、カレッジはお勧めです。このコースで、大学編入に必要な単位数を修得し、大学の2年または3年次に編入することができます。職業訓練プログラムは、就職を目的とした人材育成プログラムで、会計事務、コンピューター、ビジネス、デザイン、調理、ヘルスケア関連など、数多くの実践的なコースが用意されています。理論はもちろん、実社会で役立つ即戦力や専門技術などが学べます。……………………………………………………………………………………■ ユニバーシティカレッジユニバーシティ・カレッジはその名の通り、大学とカレッジの両方を兼備しており、学士号を取得できるコースもあります。その学士号は、大学で取得した場合と同等に扱われます。その他のコースでも、必要な単位を修得して、大学課程の2年または3年次に編入することができ、修了すると学位が取得できます。学士号コースの中には、カレッジのように実務体験学習(Co-op Education Program)ができるものもあり、規定の単位を履修すれば4年間のうち3~4学期間のWork term(有給の実務体験)を組み込むこともできます。一般的な入学条件としては、留学生の場合、カレッジでTOEFL500~550点、ユニバーシティカレッジで550~570点程度で、ESLから始める場合はこれより低い場合もあります。……………………………………………………………………………………■ 技術専門学校Institutesとカテゴリー分けされる教育機関は、キャリア、職業訓練、専門技術に基づいて組織された教育機関で数多くの職業をカバーし、コースによってサーティフィケートからDegree(学士号)までを取得できます。カナダで最も知名度の高いInstitutesの1つブリティッシュコロンビア工科大学(BCIT , British Columbia Institute of Technology)は、応用自然科学、コンピュータ専門技術、エンジニアリング、ビジネスや健康科学をはじめとする分野にて約250のコースを備えています。実践によるキャリア習得に基づいており、学生は実用的な技術や技能をインターンシップや実務体験学習を通して習得します。コースの約6割は授業で4割は実際の職場状況での訓練で構成され、就職率も高く、卒業生は地元だけでなく世界中の労働市場で需要があり、卒業後数ヶ月内に関連職業に就いています。■ カナダの高等教育 ■■ 高校卒業〜高等教育(大学)への進学 ■専門教育世界でも教育水準が高いと言われているカナダ。学校や提供されるコースの種類は実に豊富です。また、成人教育にも積極的なカナダは地域ベースでの専門スキルや趣味のクラスも提供しています。英語や専門知識を身につけるにも自分の希望に合ったコースを選んでスキルアップを図りましょう。ルや規則を教えている所もあります。人気のある施設では入園待ちも考えられるため、入園予定の1年前ぐらいから施設探しを始めた方が良いでしょう。デイケア料金は決して安くはありません。公共のレクリエーションセンターの施設利用は無料の所もあり、また少しの参加費で子供を楽しませるプログラムも沢山あります。保護者同伴の施設がほとんどで、フルタイムで利用できないのが難点ですが、利用してみるのもよいでしょう。

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