TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information52生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜冠婚葬祭(お葬式)■ 親族が亡くなったらまず何をするか● 自宅で亡くなった場合 ……………………………………………………… 葬儀社を選び、葬儀社のFuneral Directorに連絡します。必要書類の手続きや遺体の搬送なども行ってくれ、葬儀に関わる全てのことを教えてくれますので分からないことがあればアドバイスを求めます。通常、葬儀屋は24時間サービスを行っています。 流れとしては、ファミリードクターあるいは検察医(Coroner)を呼んで死亡診断書(Medical Certification of Death)を作成してもらいます。家族の同意があれば検視を行う場合もあります。また監察医から解剖を求められる場合もあります。通常、ドクターから葬儀屋に直接診断書が渡されます。葬儀社にてFuneral Directorと州政府への死亡登録の手続きを行います。この手続きが終了した時点ではじめて死亡証明書が発行されます。この手続きは通常約1週間から10日程かかります。この時、埋葬か火葬にするかも決定します。● 病院で亡くなった場合……………………………………………………… 死亡診断書を病院のドクターが作成します。ドクターから診断書が葬儀社へ転送され、葬儀社にて死亡登録がされ証明書が州政府へ申請されます。日本国籍のある人は大使館や領事館にも死亡届けを提出します。また聖職者や僧侶(Clergy)が必要な時は亡くなったらすぐに連絡し、スケジュールなどの相談をしましょう。● 外出先で亡くなった場合…………………………………………………… 現地の医師による死亡診断書が必要です。遺体の状況によって遺体を搬送するか、現地で火葬にして遺骨を持ち帰るかなど遺体の処置も国によって異なりますので、現地の葬儀屋あるいは領事館や大使館にどのような手続きが必要か相談するとよいでしょう。……………………………………………………………………………………■ 葬儀社、葬儀場の選択、連絡葬儀屋の選び方は、地域の評判、親戚やご近所、友達などの経験を聞いたり、どのくらい長くその地域でサービスを行っているか、優良企業としてFuneral Service Association of BCのメンバーに登録されているかなどを基準にするとよいでしょう。また、葬儀場の規模、例えば必要なサービス(礼拝堂、訪問会場、受付やケータリング施設、駐車場、認可を受けているか)を受けられるかも目安になります。Funeral Directorとは葬儀の全般*1)を打合わせし、必要な手配は殆ど葬儀屋の方で行ってくれます。コストを聞いて必要なサービスだけをお願いすることも可能なので相談しましょう。親戚や親しい友人などへはできる限り早く連絡して、葬式や火葬などの日程を知らせます。*1) お葬式の日程や形式、宗教的なものか無宗教的なものか、親戚や親しい友人だけで行うプライベートなものか、メモリアルサービスなのか、火葬か埋葬かなど■ 訃報を受けたら訃報を受けたら、親しい友人や親戚は遺族の家を弔問してお悔やみを述べ、何か手伝えることはないかどうか力添えを申し出ましょう。遺族は悲しみの中、葬儀のことなどで色々忙しいので、例えば、葬儀後のレセプションの準備や子供の面倒を見るなどの援助があるととても助かります。また、話を聞いてあげるだけでも遺族の助けになります。……………………………………………………………………………………■ 葬儀場への訪問通常は、葬儀場へ訪問し、お葬式、火葬あるいは埋葬後に故人を偲ぶ集まりがあります。● ビューイング (The Visitation / Viewing / Wake) …………………… 葬儀の前日あるいは当日に行われ、遺族や故人の友人が悲しみや弔慰を表す場です。Visitationは葬儀場で行われる場合が多いようです。記帳があればフルネームを記入して、はじめに遺族に挨拶し弔意を表し、棺が安置され開いている場合は故人に黙祷を捧げま す。● お葬式 (The Funeral Service / Ceremony) ………………………… お葬式は故人を偲び、愛情、敬意、悲しみ、感謝の気持ちなどを他の人と共有する場です。宗教によって教会や葬儀場で行われます。会場では前の方は遺族や故人の親戚が座るので、真ん中から後方の席に座りましょう。Funeral Serviceには故人を偲ぶ厳粛なセレモニーですので敬意を持って参列しましょう。● 火葬・埋葬 (Cremation / Burial) ……………………………………… 通常、遺族や親しい友人のみが参列します。● 集会 (Reception / Gathering) ………………………………………… お葬式が終わると、遺族の家や葬儀社のレセプションルームでレセプションを行い、軽食や飲み物が用意され、参列者が遺族やその他の参列者と話す機会が持たれます。食べ物はケーター、友人や故人の家族が用意したりと様々ですが、遺族との親しさによっては、食事の一品を提供したり後片付けの手伝いを申し出るのもよいでしょう。■ 服装服装は故人への敬意を表して地味めの色を。男性はスーツ、シャツに黒いタイ、女性はパンツスーツやドレスなどがよいでしょう。大きな花模様や水玉などの柄が入っている服装は相応しくありません。……………………………………………………………………………………■ 香典日本の香典のような習慣はありませんが、教会などで開かれる場合は、Donation Boxを置いているところもあります。仏教の場合は日本と同様にお香典を出してもよいでしょう。……………………………………………………………………………………■ 花献花は遺族に対する弔慰を表すのに相応しく、遺族の家あるいは葬式の前に葬儀場に送ります。家に送る場合はプランターか小さな花瓶に入った花を送ります。お葬式がプロテスタント教会である場合はそこに送ってもよいでしょう(ユダヤ教会とカトリック教会には通常花は送りません)。……………………………………………………………………………………■ お悔やみの言葉葬儀会場に遺族がいる場合は、握手、抱擁を交わし、一言お悔やみの言葉を心から述べましょう。英語だと、"My condolences to you."、"I am sorry for your loss."、"John was a great guy and a friend of mine. He will be missed."など。お葬式■ 親族が亡くなった場合 ■もし家族が亡くなったらどうしますか?お葬式は遺族にとっては辛いものです。日本では殆どが仏教に習ったものですが、カナダでは教会、葬儀屋などで行うのが一般的です。神聖なセレモニーだからこそ、故人を敬いマナーをわきまえて参加したいものです。■ 訃報を受けたら ■■ お葬式に関するあれこれ ■お葬式に関する監修は… 奥山 清太 さんオーシャンビュー・フォレストローン セメタリー葬儀社Tel. 604-724-7986E-mail: seita.okuyama@dignitymemorial.com

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