TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information33生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜シニアライフ(日本の年金)■ 海外在住時の注意事項 ……………………………………………………● 海外転出届けは忘れずに 海外に1年以上滞在することが確実な場合は、必ず転出届を住所地の市区役所・町村役場へ提出してください。海外転出届は住民登録窓口にパスポートを持参し移動届に記入するだけです。出国予定の2週間前から受付が可能で、転出先の住所が確定していない場合でも、国名と都市名の記入のみで受付けてもらえます。日本に帰国して住民登録を復活させるには、新住所地の住民登録窓口にてパスポートと戸籍抄本、免許証など持参の上転入届を提出するだけで住民票が復活します。海外転出届を出すと住民税の対象から外れ、国民年金も強制加入ではなく任意加入となります。 ● 日本の基礎年金番号、カナダの社会保障制度番号は必ず控えておく 日本の基礎年金番号、カナダ社会保障番号等は必ず控えておきましょう。ソーシャルセキュリティーカードなどが発行された場合は無くさないよう大切に保管してください。また、海外では、給与体系や税金・社会保険料の控除などが複雑で、会社任せにしてしまいがちですが、給与明細等が後日年金請求のときに必要になるケースもありますので、必ず保管しておきましょう。日本国籍を持つ方が海外に居住している期間は、合算対象期間として受給資格期間に含まれることは前述しましたが、保険料を払っていないため、将来受け取る年金額は増えません。海外在住者は国民年金に任意加入をすることができますので、将来の受取額を増やすために、是非検討してください。……………………………………………………………………………………■ 手続き方法国民年金の加入手続きは、年金事務所または市区役所・町村役場が窓口となっています。海外居住者の場合は、原則として、日本に在住している家族や親戚(協力者)に依頼し、加入手続きや保険料納付を代行してもらうことになります。海外出発前にご自身で加入手続きをされる場合でも、以降の協力者を決めておきましょう。手続きは、加入者である海外居住者の日本における最後の住所地を管轄する年金事務所または市区役所・町村役場の国民年金課で受け付けています。カナダ国内におきましても、地域のサービス・カナダ(Service Canada)を窓口として日本年金の請求手続きができますが、提出する書類が複雑なため、カナダから請求しても手続きが途中で頓挫してしまうケースが散見されます。日本年金の請求は、日本の窓口へ直接書類を提出する方が早くて確実です。……………………………………………………………………………………■ 加入記録の照会先、申請書類の取寄・提出先● 日本年金機構(厚生年金・国民年金加入者) 全国の年金事務所に相談窓口があります。http://www.nenkin.go.jp/● 国家公務員共済組合連合会(中央官庁、自衛隊、旧郵便局等に勤めてい た方) 年金相談室 +81-03-3265-8141(代表) http://www.kkr.or.jp/ * 申請書類の取寄・提出は最後に働いた各職場になります。● 日本私立学校振興・共済事業団(私立学校・幼稚園に勤めていた方)   相談室 +81-3-3813-5321  http://www.shigakukyosai.jp/● 企業年金連合会(厚生年金基金の照会先・請求手続)   コールセンター +81-3-5777-2666 http://www.pfa.or.jp/ * 地方公務員(各市区町村職員、公立学校教員、警察官等)として働いた経験のある方は、地方公務員共済組合連合会のホームページ(http://www.chikyoren.or.jp/)で照会先を確認してください。……………………………………………………………………………………■ 申請手続きに必要な主な書類主な提出書類は以下の通りですが、加入期間の長さや配偶者の有無、共済組合への加入等、各請求者個々の状況により追加書類が必要になる場合があります。● 日本年金の支払い月 ……………………………………………………… 日本の年金の支払いは偶数月(2月、4月、6月、8月、10月、12月)の15日に2ケ月分(前月分と前前月分)がまとめて支払われます。● 日本からの送金手数料について ………………………………………… 日本の年金は海外の金融機関の口座でも受け取れます。送金手数料は日本年金機構が負担しますが、アメリカの銀行を経由するため、その手数料として1回の送金につき10ドルから20ドル程度かかる事があります。● 日本年金に対する所得税について ……………………………………… 年間の受給金額が下記の金額を越える場合は所得税が源泉徴収されます。 ○ 65歳未満の場合 … 70万円   ○ 65歳以上の場合 … 120万円 日本とカナダとの間には租税条約が締結されていますが、年金につきましては対象外になっています。上記の金額を越える場合は、日本で所得税が課税されますが、カナダでは所得税申告の際に日本での課税分を控除することができます。 日本の年金に関する詳細は下記サイトでご覧頂けます。日本年金機構:www.nenkin.go.jp/厚生労働省:www.mhlw.go.jp/日本国籍の方○裁定請求書 ○戸籍謄本 ○戸籍の附表 ○在留証明 ○租税条約に関する届出書 ○年金を受ける者に関する事項 ○受取銀行の口座番号等を確認できる書類のコピー ○雇用保険被保険者証のコピー カナダ国籍で日加社会保障協定を使って請求する方○裁定請求書 ○戸籍謄本 ○カナダ市民権取得証明 ○居住証明 ○租税条約に関する届出書 ○年金を受ける者に関する事項 ○受取銀行の口座番号等を確認できる書類のコピー ○雇用保険被保険者証のコピー ○カナダ年金制度法に基づく期間等の申立書○カナダ社会保障番号が確認できる書類のコピー■ 海外居住者の国民年金の任意加入 ■■ カナダ在住者の日本年金請求手続き ■■ 日本年金の受け取りについて ■「日本の年金」のお話を伺ったのは… 加藤 治 さん1993年社会保険労務士国家試験合格。海外在住者の方を対象に日本年金の受給支援をおこなっています。過去に日本で働いていた方、国民年金に加入していた方、日本の年金を受給できる可能性がありますので、決してあきらめないで、ご相談ください。加入記録調査、請求手続き代行。社会保険労務士法人すばるWeb: http://kaigai-nenkin.com/1F Palaceside Building, 1-1-1 Hitotsubashi Chiyoda-ku, Tokyo 100-0003 JAPANTel. +81-3-6273-4917Fax.+81-3-6273-4918● 社会保障協定と国民年金の任意加入社会保障協定では、年金保険料の二重払い(日本と赴任先の国でそれぞれ保険料を払うこと)の防止を規定していますが、二重払いを完全に禁止している訳ではありません。経済的に余裕があるのであれば、将来の日本の年金受取額を増やすために、国民年金の任意加入をお勧めします。【ホームページ】海外在住者のための年金手続き.com http://kaigai-nenkin.com/【カナダ側窓口】 Zeus international Acounting Services Machiko Shiroki CPA TEL:604-374-6031 E-mail:acc.services@zeus-iv.com

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