TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information21生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜住まいについて(防犯・安全対策/引越し)保険で損害はカバーされますが、保険会社から損害賠償で訴えられるようなケースもあります。この際テナント保険に加入していれば第三者に対する損害賠償が普通100万ドルほど含まれていて、最終的には責任がない時でも弁護士の費用などがこの保険でカバーされます。また、子供やペットが起こした第三者への被害も同様です。コンドミニアム保険に比べると少し割高の保険料になりますが、将来、家の保険を買う場合でも、それまでテナント保険に加入していればそれなりのディスカウントが適用されますので、一度お問い合わせになるとよいでしょう。まずは敷地や建物内に不審者を入れない対策をとりましょう。セキュリティシステムを導入し、分かり易い場所にサインをたてたり、ステッカーを貼るなど、防犯対策がとられていることをアピールします。周辺を生け垣で覆われた家は中の様子が分かりにくく、泥棒に狙われやすくなります。ドアや窓が周辺からも見えるように周辺の植木等は短く整えておきましょう。足場になるような箱やはしご等は置かないようにします。アパートやコンドミニアムなど場合、入り口では見知らぬ人を入れないこと。住人や訪問者を装って中に入り込む不審者もいます。他の部屋への訪問者だった場合はその居住人にドアを開けてもらうように伝えるのが賢明です。エレベーターに乗る際は不審者がいないかどうか確認してから乗りったり、非常用ボタンをすぐ押せる場所に立つ等を心がけましょう。簡単に侵入されないようするには鍵の追加や付け替えも効果的です。アパート等の集合住宅では入居時に鍵が交換されているかを確認しておいた方がよいでしょう。鍵の取り扱いには注意し、なくしてしまったら新しい鍵を取り付けましょう。日頃から戸締まりを心がけ、日中家や敷地内にいる場合でも目の届かないドアや窓には鍵をかけるようにしましょう。長期留守をする場合は、新聞や郵便物が入り口にたまった状態にならない様、友人や隣人等に確認の依頼をしていくことも大切です。郵便局では長期不在の場合一時的に配達を保留してくれるサービスもありますのでそちらを利用するのもお勧めです(www.canadapost.caを参照)。また、地域の防犯と安全を目的とし、近隣の住人同士が相互協力して防犯対策に取り組むBlock Watch Programへの加入するのもひとつの方法です(www.blockwatch.comを参照)。● 不審者の侵入があったと思われる場合は…………………………………不審者がまだ中にいる可能性があります。家の中には入らず、警察に連絡します。また、家の中に入って侵入に気づいた場合は、警察が来るまで部屋の中の物を動かしたり片付けたりしないこと。Block Watch のサイン■ その他の対策 ■© David Winkler | Dreamstime.com 一戸建て(ホームオーナー)、タウンハウスおよびコンドミニアムを所有している場合とテナントとして賃貸している場合によって保険の補償対象になるものが異なります。住まいの保険はパッケージになっているのが原則で、補償内容は取り扱い保険会社によって若干の違いがあります。■ ホームオーナー保険(一戸建て住宅保険) ● 住居家屋の火災・損害保険 ● 家財の火災・損害保険   ● 敷地内の個人建造物の火災・損害保険 ● 災害時の仮住居費用 ● 第三者個人賠償責任保険 ● 第三者任意支払医療費用および第三者任意支払器物破損費用…………………………………………………………………………………■ コンドミニアム・タウンハウス保険およびテナント保険 ● 家財の火災・損害保険  ● 災害時の仮住居費用 ● 第三者個人賠償責任保険 ● 第三者任意支払医療費用および第三者任意支払器物破損費用住宅保険でカバーされるのは、配偶者および一緒に住んでいる家族のメンバーのみ。特別に追加で被保険者を加えない限り、ゲストが滞在中に盗難などの被害にあってもカバーされません。住宅ローンがある場合は金融機関を保険金受取人として加えることが一般的です。ホームオーナー保険の補償額は住居家屋の再建築価格を保険会社の指定するシステムで計算して割り出されます。第三者個人賠償責任保険はホームーオーナー、コンドミニアムオーナー、テナントに関わらず、訴訟社会の北米では重要なものです。自分の失火責任、誤って水をこぼしアパートの階下に被害を与えた、来客が怪我をした、飼い犬が他人に噛み付いて怪我を負わせたなど、第三者から賠償責任を問われた場合に有効です。和解、訴訟、弁護士費用など本人に代わって保険会社が負担します。免責額は$500が一般的です(初めて購入されるテナント保険の場合は最初の年に限り$1,000の免責が一般的です)。それぞれの保険金の支払い対象となる分野は、細かく保険証書に記載されているので、契約時に確認することをお勧めします。また、家財に関して保険金支払額の制限があったり、全く対象にならないケースもありますので注意が必要です。(現金、貴金属、宝石、毛皮、ラップトップコンピューター、骨董品など)また、家財の内容と価値のリストを作成して盗難等に備えておくのも賢明です(ビデオ・写真で撮影するのも一案)。盗難が自宅以外で起きた場合も、条件によっては保険の対象になります。長期不在となる場合や、家屋の状況・使用目的が変わる場合(改装、増築、事業を自宅で行う、一部賃貸を始めるなど)は必ず保険代理店、保険会社に連絡をして保険の対象から外れないようすることが大事です。テナントが料理などをしていて火災を起こした場合、家主(ランドロード)の安全で快適な暮らしのために日頃の防犯・安全対策は不可欠です。この項では保険への加入、セキュリティシステムの導入からちょっとした心がけまで、トラブルを回避できる方法を紹介します。防犯・安全対策■ 保険に加入 ■● 特約保険 特約には地震、下水本管からの逆流、ホームビジネス行為などがあり、特約の対象になる損害が起きた場合は、加入していない場合は補償されないことがあります。地震特約に加入していない場合、地震による直接被害のみでなく、仮住居費用なども補償されません。自宅でビジネスをしていて特約に加入していない場合、ホームビジネスに起因する損害や賠償責任などは補償されません。「保険に加入」の執筆は… 岡田リサ さんブリッジス・インターナショナル保険事務所E-mail: info@biis.ca Web: biis.ca/jTel. 604-408-8695

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