TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
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Information15生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜住まいについて(不動産の購入)「不動産を買おう」と決めたらまず何から始めればいいのでしょうか。ここでは不動産購入の手順を紹介します。……………………………………………………………………………………■ 不動産エージェントを選ぶ購入のための住宅物件を探すには、自分で「FOR SALE」の看板が掲げられた売り物件や、新聞やウエブサイトに掲載されている売り物件の中から探すことも可能ですが、不動産売買専門業者を使って探す方が効率的で安心かつ安全です。信頼かつ安心できる不動産エージェントを選ぶことは不動産購入の重要なポイントになってきます。購入の際は、まず最初に不動産市場状況を把握することが大切です。一般的に売主はできるだけ高い価格で販売したいですし、買主はできるだけ安く購入したいものです。不動産の価格は、最終的に様々な事情が考慮された上で、売主と買主の意向が折り合った接点で決まります。買主が不動産市場状況をよく理解していれば問題はありませんが、もし不動産エージェントの選択をひとつ間違えば、高い買い物をすることになりかねません。このような場合、バンクーバーでは当然のこととして買主の責任となります。不動産に虚偽の表示があった場合などは例外ですが、一般的には契約した後では売主や不動産エージェントを責任追及することはできません。物件選びから引き渡しまで、信頼できる不動産エージェントを選んで依頼することが賢明な方法といえるでしょう。……………………………………………………………………………………■ 物件を探す物件見学の際には大きく分けて次の3点を考慮します。● 物件の所在地域 …………………………………………………………… 地域には、高級住宅地、都市型コンドミニアム街、郊外のベットタウン、個々の国々からの移住者が多く集まってコミュニティを作っている地域から、一見良さそうな街でも実は犯罪率が高い地域などもあり、多種多様です。物件を選ぶ際は、地域を十分に確認・考慮する必要があります。● 物件のタイプ ……………………………………………………………… 物件には大きく分けて次の3種類のタイプがあります。 どのタイプを選ぶかは家族構成や生活スタイル、子供の学校や趣味などを考慮した上で決定します。 ○ 一戸建て ○ タウンハウス 一戸建てとアパートメントの中間のようなスタイルで、通常は2~3階建てで、上下には他のユニットが接していませんが、左右には他のユニットが接していて、ユニットごとに外から直接入る玄関ドアや小さな庭があるような集合住宅です。 ○ アパートメント 日本でいうマンションと同タイプの物件です。● 物件のメインテナンス(維持管理)状況 …………………………………… 比較的に新しい建物でも、これまでに住んでいた人のメインテナンス(維持管理)が悪いがために、物件の評価価値が下がってしまい、平均より低い価格で売っているケースもあります。 このような物件の場合、購入後も色々な修理に費用がかさみ、結局は高い買い物をしてしまう恐れもあります。 一方、建物がたとえ古くても、これまで住んでいた持ち主のメインテナンスが良いと、購入後も比較的に故障や問題が少なく安心ですし、引き続き良いメインテナンスを施せば、良い価値を維持でき、将来、販売市場に出した場合には良い価格で売れるでしょう。……………………………………………………………………………………■ オファーの提出自分の目で確かめた上で十分に気に入った物件であれば、できるだけ早めにオファー (購入申し込み)をしましょう。オファーの内容には、希望購入価格(買値)、支払い方法(現金もしくはローン)、決済ならびに引き渡しの希望日などが含まれていなければなりません。この行為は全て不動産エージェントを通して行われます。……………………………………………………………………………………■ 交渉~売買成立買主側のオファーに対して、売主側からの返事があります。売主は、希望売却価格(売値)、買主のローン購入を承認するかどうか、売主側の決済ならびに引き渡しの希望日等を不動産エージェントに伝えます。不動産エージェントは買主と売主間の交渉を行います。交渉がひと通り終わり買主と売主の条件が折り合えば、売買契約は成立します。不動産の購入自分の住む家を買う、投資のために物件を買う、購入の目的は様々ですが、不動産は人生の中で一番大きな買い物といえるでしょう。高額であるだけ不動産選びは慎重に行わなければなりません。信頼できる専門家に依頼し、賢く購入したいものです。■ 不動産購入を決めたら ■● 不動産業者に依頼するメリット不動産業者は売買交渉の折に、経験に基づいて顧客の利益を保護するために働きます。バンクーバーでは殆ど全ての売り物件は、まず不動産協会の共通リストに登録され、不動産業者はその共通登録リストを基に顧客のニーズに合った物件を選び効率的に案内します。また不動産購入時には、その購入予定の不動産について確認すべき事柄(登記内容やコンドミニアムの住民組合内規など)がいくつかあります。専門知識を持った不動産業者はそれらの事柄を顧客に代わって確認するので、煩雑な手続き等を安心して任せることができることも利点としてあげられます。● 弁護士/会計士を選ぶ際のポイントバンクーバーでの不動産売買の決済手続きは、弁護士または司法書士が行います。安心して決済手続きを行うためにも、信頼できる弁護士又は司法書士を選ぶことは重要です。弁護士または司法書士を探す場合は次の事項を確認し、どの弁護士または司法書士が適しているか見極めましょう。■ 日本人の弁護士か、カナダ人の弁護士または司法書士のどちらに依頼した方がよいか?■ 不動産売買決済手続きの経験が豊富かどうか?■ 日本人の不動産購入を以前扱ったことがあるか?■ 弁護士費用または司法書士費用が妥当か?© Diegoc | Dreamstime.com

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