TOWN PAGES Vol.21 / 2013-2014
17/184

Information13生活情報 〜カナダの暮らしに役立つ情報〜■ PRカード………………………………………………………………………全てのカナダ移民はPRカード(Permanent Resident Card)を取得しなければなりません。このカードはカナダ入国の際に移民であることを証明するものとして必要になります。新規のPRカードは、最初のランディング時にカナダ国内に住所があれば自動的にそちらに郵送されます。ランディングの時点で住所が決まってない場合は、カナダ入国後180日以内に住所登録を行ないます。住所登録はCICのサイトやTEL(1-888-242-2100)でも可能です。180日以内に行わなかった場合はPRカード再取得の手続きと申請料を支払わなければならないので注意が必要です。■ PRカードの更新………………………………………………………………PRカードは5年毎に更新が義務づけられており、過去5年間のうち最低2年以上カナダに滞在していたことを証明しなければなりません。1日でも足りないと更新却下される可能性があるので注意が必要です。■ 申請条件………………………………………………………………………永住権取得後、市民権申請前の過去4年間のうち1095日間(3年間)カナダに滞在していることが主な条件になります。居住日数が足りない場合でも、申請時より4年のうち、永住権取得前に合法的にカナダに滞在していれば1日を半日として最大1年間カウントすることができます。一定の語学力やカナダへの知識、理解を問うテストの受験も必要です。テストは主に選挙、市民権保有者としての責任や権利、カナダの政治や地理などの筆記試験ですが、場合により審査官に面接を求められることもあります。試験に合格して、その他の資格を満たして適格であると認められれば、市民権授与の式典に招待されます。現在の平均的なプロセスは2年半ほどと長引きいており、市民権を取得する方は早めの申請をお勧めします。市民権を取得すると、永住権保有者の義務の1つである“5年間のうち2年間カナダに滞在しなければならない義務”はなくなり、永住権保有者にあった制限もなくなります。カナダは多重国籍を認めているため、カナダで生活をしていると2、3種類のパスポートを持っている人に出会うことも少なくありません。カナダでは市民権(カナダ国籍)を取得する際に日本国籍を放棄する要求はされませんが、日本では単一国籍が原則ですので、自己の意思でカナダ国籍を選んだ場合は日本国籍を喪失することになり、日本に生活拠点となる住所をおいた上で、帰化の申請をしなければ、再び日本国籍を取得することはできませんので注意が必要です。詳しくは、在バンクーバー日本総領事館のサイト(www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp)を確認してください。● 永住権保有者の義務と権利と制限 カナダ移民になったら、選挙権、被選挙権以外であれば、基本的にカナダ市民と同等な権利、義務があります。<権利>●ビザを申請する必要はなく、カナダでどこでも居住や就学、就職が可能で、ビジネス運営も可能。●未成年の子供は無料で義務教育が受けられ、大学の学費もカナダ人と同等。さらに無料語学クラスの受講、子供のチャイルドケアーベネフィット、老人年金、医療保険、保険の割引など福利厚生サービスも受給可能。●条件を満たせばカナダ市民権への申請が可能。●法律、憲法に基づき、カナダ政府に守られます。<制限>●一部の高度なセキュリティ検査を求められる仕事には就けません。●選挙権、被選挙権はありません。●選挙又は政治関連のオフィスを運営できません。●本人又は永住権を取得した家族が重大な犯罪を犯した場合、永住権は剥奪され、国外へ追放される場合もあります。。*永住者はカナダに居住する条件を満たさない場合、永住権を失うことになります。■ 移民になったら ■■ 申請から発行までの流れ ■カナダ市民になるカナダに長く住んでいると、カナダ国籍を取得する方が便利な場合もあります。カナダでは多重国籍を認めていますが、日本では単一国籍のみです。カナダ市民権を取得する場合は日本国籍を喪失することも考慮した上で慎重に選択しましょう。■ 二重国籍について ■「ビザ関連」の記事の提供は… テリー・ジン さん同志社大学経済学部&アメリカNYIT大学MBA卒日本の大手製造メーカーの生産管理、海外営業を経て2000年カナダに移住。移民コンサルタント業に就き、エービック(ABIC)カナダ移民事務所を設立。皆様に安心してご利用いただくため、常時、日本人アドバイザーがオフィスにて対応しております。経験・実績・成功率ともトップレベル。毎月セミナーを開催。日系新聞または弊社のサイトにてご確認ください。カナダ政府公認移民協会ICCRCメンバー#R421895。ABIC(エービック)移民&ビザ事務所#1617-409 Granville St. , Vancouver V6C 1T2Web: www.ABICanada.comTel. 604-688-1956Fax. 604-688-6387移民ビザ申請に関する情報は随時追加・更新されています。詳細は必ずNational Occupational Classication (NOC)及びカナダ移民局(CIC)のウェブサイトをご確認ください。NOC サイト…www5.hrsdc.gc.ca/NOC/ CICサイト… www.cic.gc.ca/english/immigrate/index.asp● 最近の移民ビザ事情個人移民の改正、経験移民の条件緩和からみて、カナダにて就学や就労の経験を持つ申請者(とりわけ申請中にカナダで就労或いは就労確保ができる方)が移民しやすい傾向にあります。各州にとって必要な人材、必要な投資を各自でフレキシブルに設定でき、ニーズに合った移民を誘致することができるという理由から、カナダ連邦移民局では州政府の移民局と今まで以上に連携し、州政府ノミネート永住プログラム(PNP)による移民の数を増やしていく方針です。ただ、例えばユーコン準州やマニトバ州など、労働力不足のために条件を他州より易しく設定している州がありますが、そういった州で永住権を取得後、結局トロントやバンクーバーなどの都市に移ることが多く見受けられ、移民局はこの点について問題提起をしています。具体的な法改正は決まっていませんが、今後、ノミネートされた州での一定期間の居住などが条件として含まれる可能性もあるかもしれません。今後移民申請を考慮されている方は、カナダでの学歴を付けたり、カナダで求められている職種を調査して経験を積み、語学を身に付けられれば取得の可能性はあるでしょう。移民法は随時頻繁に改正されますので、最新の情報は移民局や専門家に確認をしましょう。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です